2012年1月22日日曜日

【動画マーケティング】日本事例 品川近視クリニック

こんにちはツカです。
今日は日本企業の動画マーケティング事例を紹介します。



品川近視クリニックさん。
「レーシック」でGoogle検索 3位とSEO対策もバッチリ。

この動画から学べることは次の3つ。

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1.さりげなく、かつ戦略的に強みをPRする方法。
2.視聴者を引き付けるリズムの作り方。
3.あなたのビジネスにインパクトをもたせるアイデア。

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アンタッチャブルが大好きで、M-1の動画を見ていたらこの動画を見つけました笑


この動画はバラエティ番組のレポートコーナーのような作りになっています。

再生時間が7分。
これは動画マーケティング的視点から見るとかなり長いです。長すぎです。

ただこの動画はプロの制作会社さんが作ったのでしょう、
構成がとても上手です(当たり前で失礼ですが・・・)

見始めると、ちょっと長いけど楽しく見ていられます。

もしあなたが、
これから動画マーケティングを自分で始めたいのであれば、

視聴者を飽きさせない工夫は何だろう?

という視点で動画を見てくださいね^^


それではこの動画から学べるものを、解体して学んでいきましょう!

この3つですね。


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1.さりげなく、かつ戦略的に強みをPRする方法。
2.視聴者を引き付けるリズムの作り方。
3.あなたのビジネスにインパクトをもたせるアイデア。

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1.さりげなく、かつ戦略的に強みをPRする方法。



この動画は、柴田さんが実際にレーシック手術を受けるという内容です。


受付→視力検査→手術用の検査→手術

という、実際にお客さんが体験する流れを全て見ることができます。

これでお客さんの不安解消対策へアプローチしていますね。


ちらっと出てくる先生にも注目。

ここが上手い戦略だなと思いました。

登場はわずかな時間ですが、それでも姿が見えるだけで安心感を与えてくれます。

先生の誠実さや清潔感をPRできているのは、
やかましい柴田さんとの対比ですよね。

最初から柴田さんのハイテンションペースなので、
普通に先生を紹介するよりも、より先生の印象が際立ちます。


よくビジネス本などで「コントラストの原理」とか聞きますよね。



こういった医療関係は特に、先生の安心感・信頼をPRするのが大事です。
でもそれってどう伝えればいいか難しい。

この動画では、普段の診察時に限りなく近い姿を見せることでPRできていると思います。


さりげなく、かつ戦略的に強みをPRする方法をまとめると、


  • 比較対象を作る
  • 自然な姿を公開する


になりますね。


私も目が悪いので、レーシック手術は気になっていました。
結構怖い印象があったのですが、
これを見て心理的なハードルが下がりました^^



2.視聴者を引き付けるリズムの作り方。


まず覚えておきましょう。

引き付けられない動画とは、
ダラダラ長い動画です。




この動画、番組展開のテンポがいいですよね。
(プロの制作会社さんが作ってると思うので、当たり前で失礼ですが・・・)

素人がこのクオリティを全て実現するのは、正直難しいと思いますが
真似することはできます。

まずはできることを真似しましょう!


この動画で学んでいただきたいことは、
いらない部分を上手に削ることです。


WEB動画の鉄則は短くすることです。
とことんカットします。

余計な部分をそぎ落として、そぎ落として、そぎ落とす。
極限までシンプルにすることを意識しましょう。


カットしていくのが基本なのですが、
上手にカットすることも考えましょう。

この動画の中で、シーンとシーンのつなぎ目に
テロップが入りますよね。

次への展開だったり、そのパートのまとめだったり。

こんな感じで、一言ふたこと説明を添えるだけでも
伝わるものは伝わります。

上手くまとめられるところはまとめて、シンプルにしましょう!


バラエティ番組は、とことんカットされたものの集大成です。
30分の放送で何時間も収録しています。

どんなシーンがカットされたんだろう?
何故このシーンを使ったのか?

そんな目線でテレビを見ると勉強になりますよ^^


動画制作をはじめたての人だと、
中々大胆にカットすることができません。
どう削っていいかわからないから当然です。

一番の練習方法は、
編集した動画を他人に見てもらうことです。


あなたは自分の作った動画に、とてつもない思い入れがありますが、
他人には何の思い入れもありません。笑


だからこそ


他人が動画に飽きていたら、そのシーンが
つまらないシーンなのです。

ハッキリわかります。

私も渾身のシーンを作っても
全然反応してもらえないという経験を沢山しています。笑

逆に他人の作ったものに対しても、
全然興味もてないことも沢山あります。


自分のエゴを捨て、飽きられない動画を目指しましょう。



3.あなたのビジネスにインパクトをもたせるアイデア。


意外な組み合わせ、つまりギャップを作ることです。

医療関係の動画が、さわやかで清潔感あるのって
普通ですよね。


良い、悪いではなく、印象として普通です。


印象に残したければギャップを作ることです。


  • 眼科のCMなのに、お笑い芸人を起用!
  • 眼科のCMなのに、ポップなデザイン!
このように意外な組み合わせをすることで、
視聴者の興味を引けるわけですね。

「お、何だ?何だ?」
という小さな注目を集めるだけでいいです。

とにかく何かしら、一瞬でも興味を持ってもらえないと、
動画は再生されません。

  • 画面イメージ
  • 企画内容
  • タイトルの付け方

どこかに引っかかってもらう必要があります。
これ、すごく重要です。



戦略的な話をすると、


ギャップがあるから関係ない人にも
動画を見てもらえる可能性が生まれます。

そして口コミされる可能性も高くなります。


レーシックとか、
眼科とか、

関係ない人には、全く関係が無いので
文字通り関わることが無いのです。

そこにお笑い芸人という万人に対してキャッチーな
存在をぶつけることで
レーシックに関係ない人にも興味を持ってもらえるのです。


普通のテレビCM、大企業のプロモーションってそうですよね。


タレントを起用するのは中小企業では難しいと思います。
どこかでギャップを作れないか、ぜひ考えてみてください^^


お堅い業種なのに、

  • やたらテンション高い
  • やたらおちゃめ

それって視聴者は嬉しいはずです。


普段ムスっとしてる人の笑顔を見れた時って
ちょっと嬉しくないですか?



以上、今回は
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1.さりげなく、かつ戦略的に強みをPRする方法。
2.視聴者を引き付けるリズムの作り方。
3.あなたのビジネスにインパクトをもたせるアイデア。

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という3つの学びでした!

それではまた。


P.S.
私は、文章をもっと削れるよう努力していきます(苦笑)

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