2012年1月5日木曜日

中小企業が目指すべき、動画コンテンツとは?


こんにちは、ツカです。
動画を使ったビジネス支援をしています。


2011年はとにかくソーシャルとか、動画マーケティングとか
よく耳にしました。

たしかにこれから、動画をビジネスに活用する時代が始まるでしょう。


しかし、動画や映像、CMとなるとやはり予算の問題が立ちはだかります。

これだけ

・ビデオカメラの低価格化
・映像制作ソフトの低価格化
・ハイスペックPCの低価格化

が進んでいるにも関わらず、映像制作業界の相場は高いままです。


さらにFacebook関連の書籍で紹介されているのは、大企業や有名人の事例ばかりです。

今まで通り、動画・映像という分野は大企業だけのものなのでしょうか?


いえ、むしろこれからは中小企業・個人の方に有利な世の中になるでしょう。
ソーシャルメディアの普及、動画配信サイトとあらゆるツールが揃ったのが2011年ではないでしょうか。
情報を発信する環境は整いました。


これからはコンテンツの中身、質、量が勝負になります。

かといって素晴らしい動画作品だとか、
クオリティの高い動画である必要はまったくありません。


もしあなたが動画をビジネスに取り入れたいなら
次の5つのポイントを覚えておいてください。


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1.ビデオカメラは5万円前後のもので十分
2.編集ソフトも安いものでOK
3.内容が伝わればよい


4.照明を用意する
5.背景に気を使う

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上記のポイントを押さえた参考動画があります。
中小企業が目指すべき動画コンテンツは、まさにこういうものでしょう。





YouTubeの広告収入ランキング 3位(2010年)の
フィリップ・デ・フランコ(アメリカ)の番組です。
彼はYouTubeでの動画配信で1500万円の広告収入を得たそうです。



さて、何が参考になるかというとコンテンツの作り方です。

彼のコンテンツはとてもシンプルです。

・タイトルアニメーション
・本編

これだけです。


5秒間のタイトルアニメーションですが、
十分に引き込まれます。
しっかり作っている感じがして、期待感が生まれます。
タイトルアニメーションはブランディングのために欠かせない存在です。

かと言って、すぐに必要なものでもないので、
後々に作ればいいでしょう。



そして本編はとてもシンプル。
凝った編集はせずに、いらない部分をカットしているだけです。
この編集なら高い技術はいりませんね。


メッセージが伝わればいいのです。




こういったコンテンツを作るうえで、
高額なビデオカメラは必要ないですよね。
編集も安価なソフトでも十分対応できます。



5つのポイントのうち、


1.ビデオカメラは5万円前後のもので十分

2.編集ソフトも安いものでOK
3.内容が伝わればよい


の3点は、すぐにクリアできますね。


ただ、これだけだと素人感あふれる動画になってしまいがちです。




ここから1ランク、ブラッシュアップされたコンテンツを目指しましょう。


ポイントは2つ



4.照明を用意する


5.背景に気を使う



ということです。




フィリップの動画をよく見てください。
細かいところですが注目すべきは、照明と背景です。


日本人の素人さんのビデオでよく見られるのは「逆光」です。


中身に支障はありませんが、印象が暗くなってしまい
素人感が出てしまう一番の原因です。



フィリップの動画は、すごく明るくきれいな印象がありますよね。

それは、ちゃんと照明を当てて撮影しているからです。
部屋の電灯とは別に、撮影用の照明が必要ですので覚えておきましょう。



このビデオブログで撮影現場がのぞけます。
1:25あたりで、スタンド照明が現れますよ。



やけに明るいと思ったら、
照明は2個つかっているんですね。


そして背景について。

背景もカラフルでインパクトがありますよね。
動画コンテンツはサムネイルのインパクトも重要です。

YOUTUBEのサイドバーに並ぶ関連動画をクリックする時って、
タイトルかサムネイル画像が気になるものを選んでしまいませんか?


視覚的なインパクトを出す戦略として、
カラフルなものを利用してみてはいかがでしょう。



あらためて今回のまとめとです。

もしあなたがこれから初めて動画コンテンツを作るのであれば

1.ビデオカメラは5万円前後のもので十分
2.編集ソフトも安いものでOK
3.編集はこだわらず単純にカットしていくだけ(内容が伝わればよい)
4.照明を用意する
5.背景に気を使う

まずはこの5つをクリアすれば、十分なコンテンツに仕上がります。

また参考になる動画をご紹介いたします。

それでは。

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